透明なのに味がついているエキス入りの水 果汁入りジュースとの違いは?

お水の勉強

桃が沈む水

透明なのに、果物などの味がする飲料水を、コンビニなどで多く販売するようになりました。

一昔前に流行った桃の天然水からしばらく経ち、いろはすが桃やりんご、みかんなどの味がする水を発売・ヒットしたのをきっかけに再度流行しています。

最近では、コーヒーや紅茶の味がする水も登場し、透明な味付き飲料水がさらに増えてきています。

筆者は幼い頃、桃の天然水を飲みながら「何で透明なのに甘い味がするんだろう」と疑問に思っていました。

今回は、透明なのに味がある水の味の秘密について調べてみました。

味のひみつはエキス

水の波紋

色がついている果物のジュースには、フルーツの搾り汁、つまり果汁が入っています。

たとえば、砂糖不使用の100%オレンジジュースは、オレンジジュースの果汁のみで作っています。

一方、味付きの透明な水には、果汁ではなく果物のエキスが入っています。

蒸留やアルコール抽出など、さまざまな方法を使って果物からエキスを抽出し、水に混ぜています。

エキス自体には果汁の色味はなく、果物の味やエッセンスのみを抽出しているので、水には色がつきません。

また、果物以外にも植物などからもエキスは抽出できるので、ミントエキス入りの水などもあります。

透明でもカロリーはあるので注意

水を持つ女性

エキス入りの水は、透明なのでヘルシーなイメージがあります。

しかし、カロリーゼロのミネラルウォーターと異なり、エキス入りの水はカロリーがあるので、ダイエット中の人は注意が必要です。

たとえば、いろはすのみかん味やりんご味は、100mlあたり17kcalです。500mlペットボトルを1本飲むと、17kcal×500ml=85kcalを摂取することになります。

通常のジュースに比べるとカロリーは低めですが、85kcalというと白米を茶碗半分食べるのと同じくらいのカロリーになってしまいます。

参考までに、市販のオレンジ(みかん)ジュースの100mlあたりのカロリーを調べてみました。

飲料名 カロリー
い・ろ・は・す みかん 17kcal
バヤリース オレンジ 43kcal
トロピカーナ 100%オレンジ 45kcal
ファンタ オレンジ 46kcal

果汁100%ジュースと果汁が少ないジュース、また炭酸飲料も、カロリーはほとんど同じでした。通常の果汁ジュースに比べると、エキス入り水はカロリーが低めです。

水ダイエットでどうしても無味の水に飽きてしまう人や、ダイエット中にどうしても甘い飲み物が飲みたくなった時などに飲むのに良いかもしれません。

透明なコーヒー・紅茶も生まれた

座って水を飲む女性

フルーツのフレーバーの水はいろはすを中心に一般的になってきましたが、最近は紅茶コーヒーの味がするエキス入り水も開発しています。

日本ではサントリーが「プレミアムモーニングティー」という、レモンティーとミルクティーの味がするエキス入り水が発売し、SNSなどでも話題になりました。

また、海外では「クリアコーヒー」という透明なコーヒーも開発に成功しています。

スロバキアのCLR CFFという企業が開発したもので、コーヒーによる歯の色素沈着を解消するために開発したそうです。

確かに、コーヒーや紅茶は着色(ステイン)汚れによって歯が黄ばむリスクがあります。

コーヒーや紅茶のエキスに色素は入っていないので、コーヒーや紅茶を毎日飲む人にとってはメリットが多い飲み物と言えます。

果物や野菜のフレーバーウォーターは自分でも作れる

デトックスウォーター

果物や野菜の水出しのエキス入り水は、実は簡単に自作することもできます。

それが、水にカットした果物や野菜を入れるだけでできるフレーバーウォーター(デトックスウォーター)です。

ローラ有村架純などの芸能人も飲んでおり、透明なボトルに入れて作るとSNS映えすることでも評判です。

最近はレストランなどでも提供しており、ドリンクバーになっているお店もあるようです。

筆者も先日、スイパラで見かけて飲み比べてみました。甘いものからさっぱりしたものまで、入っているフルーツによって味わいがかなり違うと感じました。

市販のエキス入り水に比べると日持ちしないことがデメリットですが(その日中に飲みきるのが理想です)、自分の好みの味や栄養分のものを作ることができるのが魅力です。

エキス入り水が好きな人は、自分だけのフレーバーウォーターを作ってみるのもおすすめです。

次は、フレーバーウォーターの効果別おすすめレシピに関する記事です。