オフィス・店舗向けウォーターサーバーの選び方 法人の検討ポイントとは

ウォーターサーバーの豆知識

オフィス

いつでも水とお湯が手軽に利用できるウォーターサーバー。社員の福利厚生としてオフィスに設置したり、お客様用に店舗で設置したりすると、満足度が高まるツールのひとつです。

法人契約をした方の口コミでも、下記のように「導入してよかった」という評判が多いです。

○社員の休憩室に設置したところ、好評だった

○来客があった時、すぐに冷たいお茶もホットコーヒーも出せて助かる

○店舗に導入し、飲み物を出すようにしたらお客様が喜んでくれた

○エコサーバーに切り換えたら、光熱費を抑えることができた

今回は、ウォーターサーバーの導入を検討している法人向けの検討ポイントをご紹介します。あなたのオフィス・店舗が何を重視するかを確かめた上で、比較検討してみてください。

条件1:コスト面

財布と電卓

ウォーターサーバーの費用には、サーバーレンタル費やメンテナンス費といった固定費用と、お水代などの変動費用があります。

コスト重視の場合は、変動費用にあたる「お水代」が安く、そしてそのお水を届けてもらうたびに発生する「送料」が無料のウォーターサーバーを選ぶケースが多いです。

なぜなら、多くのウォーターサーバーのトータルコストの中で、一番費用がかかるのがお水代だからです。法人は家庭に比べてお水の消費量も多いので、お水代が10~20円安いだけでも大きなコストカットになります。

ウォーターサーバーのお水代が比較的安いのは、水の種類が「RO水」のものと、ボトルが「リターナブル方式」のものです。

RO水とは

水が入ったグラス

ウォーターサーバーで扱われる水の種類で、RO膜という高浄化フィルターで不純物を99.9%取り除いた水です。ミネラルを摂りすぎないようにしたい赤ちゃんも飲むことができるので、店舗での顧客層にかかわらず使用できます。

ウォーターサーバーのお水の種類には「天然水」と「RO水」の2種類がありますが、天然水に比べてRO水の方が比較的安価です(→RO水と天然水の違いとは?)。

リターナブル方式とは

ウォーターサーバーボトル

お水のボトルを使い切った後は回収し、再利用するタイプです。使い捨てのタイプは「ワンウェイ方式」と言います。

リターナブル方式は、使い捨てタイプのワンウェイボトルよりボトル費用を抑えられるため、安価な場合が多いです。

家庭で使用する場合は、空のボトルを保管するスペースがない方も多いためワンウェイ方式が好まれますが、ボトル保管スペースを確保しやすい法人はリターナブルボトルの検討もおすすめです。

環境に優しいエコボトル(リサイクルボトル)を使用している、という企業イメージアップにも繋がります。

ただし、小さい店舗で利用する場合や保管場所がない場合は、ワンウェイ方式がおすすめです。

■RO水×リターナブル方式のウォーターサーバー

お水代が安く、配送料が無料なのはアクアクララ(500mlあたり50円)クリクラ(500mlあたり52円)です。どちらもRO水ウォーターサーバーの老舗ブランドなので、安心して使えるかと思います。

地域によって送料が変動するアルピナウォーター(500mlあたり39円)も、送料無料地域であればとてもお得です。地域によってはワンウェイボトルで配達される場合もあります。

定額制ウォーターサーバーもある

電卓を持つ女性

料金が定額制で、お水が使い放題のウォーターサーバーも少しずつ広まってきています。水道水にウォーターサーバーを直結させ、水道水をRO膜などで浄化するという仕組みです。

従来の宅配ウォーターサーバーに発生していた、水のボトルを交換する手間がなくなることも大きなメリットです。

水道管にウォーターサーバーを繋げる初回設置工事費がかかる場合が多いですが、使用頻度が高ければ高いほどお得になります。目安としては、1ヶ月に30~50リットル以上使用する場合は、宅配水よりお得になるケースが多いです。

水道水から遠い場所に置く場合は、クールクーのようにサブタンクを設置して水を引いてもらえる会社もあります。

■定額制ウォーターサーバーのメリット

  • 使用頻度が高いと割安になる
  • ボトル交換の手間が省ける

■定額ウォーターサーバーのデメリット

  • 使用するお水の量が少ないと割高になる
  • 初回設置費用が平均18,000円必要になる場合が多い
  • 撤去などの際の手数料が高い

デメリットは、導入や撤去の手数料は宅配ウォーターサーバーより高めだという点です。10,000円以上の費用が発生する場合もあるので。設置場所が移動する可能性がある場合はご注意ください。

宅配ウォーターサーバーの方が使い勝手が良いオフィスもあるかと思うので、設置場所の事情をしっかり確認した上での検討をおすすめします。

■定額制 水道水直結ウォーターサーバー
前述のクールクー(月額4,200円~)はRO水に特化した定額ウォーターサーバーです。水道から離れた場所にも設置可能です。

水道水から離れた場所に設置できるウォーターサーバーですと、スリムなウォーターサーバーが豊富なジャスト(月額3,000円~)もおすすめです。RO水と高機能浄水が選べます。

水道水の近くに設置できる場合は、サーバーの色が選べる楽水(月額3,500円~)も、長期的に使うととてもお得になります。

条件2:来客者の目につくかどうか

フレシャス デュオ

店舗や来客用に使用するなど、お客様の目に触れる場所にウォーターサーバーを設置予定の場合は、サーバーのデザインも検討材料になります。

最近は、デザイナーがプロデュースしたスタイリッシュなサーバーや、家具ブランドとコラボしたモデルのサーバーもあるので、お部屋に合いそうなデザインを比較してみてください。

■おしゃれなデザインのウォーターサーバー
グッドデザイン賞を受賞したデザイナーズサーバーを扱うフレシャスや、家具ブランドcadoやamadanaとのコラボサーバーがあるプレミアムウォーターは人気が高いです。どちらも天然水のウォーターサーバーです。

RO水のウォーターサーバーはシンプルなサーバーがやや多い印象ですが、アクアクララのサーバーはフレッシュなぜ全8色から選べるモデルもあります。

条件3:味にこだわるかどうか

水を飲む女性

価格重視であれば水の種類はRO水がおすすめですが、味にこだわりたい場合は「天然水」も比較対象になります。

例えば、お客様にお茶やコーヒーをお客様に出す際は「おいしい水の方が良い」というおもてなしの観点などで、天然水を選ぶ法人の方もいらっしゃいます。

RO水は不純物と一緒にミネラルも除去しているので無味無臭、もしくはあっさりとした飲み口です。一方、ミネラル豊富な天然水は採水地ごとの味わいがあり、「おいしい」と感じる方が多いです(RO水と天然水の違いとは?)。

最近では、比較的安価な天然水のウォーターサーバーも増えてきているので、比較してみてください。

■人気の天然水ウォーターサーバー

複数の天然水を扱うコスモウォーター(79円/500ml)プレミアムウォーター(70円/500ml~)フレシャス(79円/500ml~)は、硬度や採水地で水の種類を選べます。

価格重視の場合は、クリクラミオ(69円/500ml)ふじざくら命水(50円/500ml)が安いです。ふじざくら命水は1ヶ月の無料お試しも可能です。

飲みなれたお水がいい場合は、サントリーの南アルプスの天然水(74円/500ml)のウォーターサーバーもあります。コンビニなどでも販売されている天然水が、ウォーターサーバーで気軽に飲めるようになるのが魅力です。

条件4:サーバーのサイズが設置場所に合うか

メジャーを持つ手

小さなオフィスや店舗でウォーターサーバーを導入する際は、サーバーのサイズも考慮する必要があります。

設置予定場所に比べて大きめのサーバーを入れてしまうと、じゃまになってしまったり、圧迫感が出てしまう可能性もあります。

最近はコンパクトなサーバーも増えてきているので、スリムサーバーも検討してみてください。また、卓上タイプを取り扱うウォーターサーバー会社も多いので、場合によっては床置き以外のモデルも見てみると良いでしょう。

■省スペースなウォーターサーバー

浅田真央さんがブランドパートナーのKirala(73円/500ml)の天然水ウォーターサーバーは、奥行き18cmという薄さです。デザインもスタイリッシュです。

RO水ウォーターサーバーでは、アクアクララのスリムサーバーが比較的コンパクトです。

あまり気にしなくていい要素は?

ビジネスウーマン

逆に、法人がウォーターサーバーを検討するにあたって、優先順位を下げても問題ない条件もあります。

1.ボトルが「足元交換タイプ」か「上部交換タイプ」か
ウォーターサーバーのボトルは、サーバー下部に扉がついていて足元で交換できるタイプと、サーバー上部で交換するタイプの2種類の交換方法があります。

足元交換タイプは、女性でも簡単に交換できる点がメリットですが、男性スタッフの方などが交換可能な場合はあまり気にしなくても大丈夫です。ウォーターサーバーのボトルは大きいもので12L入りですが、問題なく扱えるかと思います。

2.月消費本数のノルマ
月に24L以上注文しなければならない、などのノルマがあるウォーターサーバーもありますが、オフィスや店舗で使用する分には大体クリアできる量かと思います。少人数オフィスや使用頻度が少ない場合のみ、ご留意ください。

ちなみに、1ヶ月24Lというと、一般的には一人暮らしの方が1ヶ月に消費する量です。

おまけ:経費の落とし方

経理の女性

法人で導入したウォーターサーバーの費用は、多くの場合が経費で落とせます。

■お客様向け「接待交際費」
例:病院の待合室、美容室などの店舗のお客様用

■社員向け「福利厚生費」
例:社内のリフレッシュルーム、オフィスの休憩室、給湯室

来客者も社員も利用する場合など、場合によっては他の計上項目になる場合もあるので(「雑費」など)、判断に迷った際は担当税理士に相談をすることをおすすめします。