ウォーターサーバーとペットボトルを比較してみた-水の違い、価格、便利さは?

ウォーターサーバー比較・検証

ウォーターサーバーとペットボトルの比較

毎日ペットボトルのお水を飲んでいる人がウォーターサーバーも検討する時、価格や便利さなどいろんな視点で比較ができます。

結論から言うと、ペットボトルのお水はまとめ買いをすると、ウォーターサーバーより安くなります。しかし、ウォーターサーバーには、ペットボトルのデメリットや悩みを解消する便利さがたくさんあります。

今回はペットボトルかウォーターサーバーか悩んでいる方向けに、価格の比較はもちろん、お水や機能性の違いについても徹底的に比較してみました。

価格はペットボトルまとめ買いの方が安い

ペットボトルとグラスの水

ウォーターサーバーとペットボトルの価格を比較すると、まとめ買いをすればペットボトルの方が安くなります。価格最重視の方はペットボトル水がおすすめです。

どれくらいの金額差があるのか、価格ドットコムで売れ筋ランキング上位だったお水(2017年8月時点)で500mlあたりの価格を比べてみました。

ウォーターサーバーの水は、天然水かRO水かで価格帯が変わるので、それぞれの最上位ブランドを選んでいます(→天然水とRO水の違いとは

■比較する水

  • ウォーターサーバー「フレシャス」(天然水1位)
  • ウォーターサーバー「アルピナウォーター」(RO水1位)
  • ペットボトル「日本コカ・コーラ 森の水だより」(ミネラルウォーター1位)
  • ペットボトル「サントリー 南アルプス天然水」(ミネラルウォーター2位)

※フレシャスは、最も人気が高いサーバー「dewo(デュオ)」で比較

価格(税抜) 水の容量 価格 500mlあたりの価格
ウォーターサーバー
フレシャス
7.2L 1,081円~ 75円
ウォーターサーバー
アルピナウォーター
12L 948円 39.5円
ペットボトル
森の水だより
2L✕6本
(12L)
372円 15.5円
ペットボトル
南アルプス天然水
2L✕6本
(12L)
528円 22円

このように、お水代の比較だけでもペットボトルの方が2~5倍ほど安くなります。これにくわえて、ウォーターサーバーは電気代などの諸経費がかかります。

ただし、コンビニなどで買える500mlペットボトルのお水を買うのに比べると、ウォーターサーバーのお水の方が割安です。コンビニのペットボトル水は安くても100円前後するかと思います。

ウォーターサーバーユーザーの方は、外出時にウォーターボトルや水筒にお水を入れることで節約する方が多いです。

ペットボトル水のメリット

ウォーターサーバーよりペットボトル水の方が優れている点は、下記3点です。

  • お水のコストが安い
  • 好きな銘柄の水を、欲しい時に注文できる
  • 常温でもすぐ飲める

ペットボトルのお水はたくさんのメーカーが販売しており、種類が豊富です。好きな水を好きな時に、格安で注文できるのがメリットです。

特に、安さ最重視でお水を選ぶ方はこの時点でペットボトル水を選ぶかと思うので、ここでページを閉じていただいて大丈夫です。

この先は、ペットボトル水よりコストが掛かるにも関わらず、ウォーターサーバーを選ぶ人が増えてきているポイントを比較条件ごとに見ていきます。

ウォーターサーバーは備蓄水に最適

非常用持ち出し袋

そもそもウォーターサーバーを使う人が増えたのは、東日本大震災以降に災害時の備えに対する意識が高まったことが大きなきっかけでした。

コンビニやスーパーからペットボトル飲料が消えていき、飲み水の確保に苦労した人がたくさんいたことを受けて、ウォーターサーバーの注文が殺到しました。

ウォーターサーバーのお水は7~12リットルの水を定期的に届けてもらうので、常にまとまった量のお水をストックできます。普段の飲水としても消費するので、賞味期限も強く意識する必要がありません。

中でも、原水を問わず製造できるRO水は、製造工場や物流ルートが無事であれば災害時も供給を受け続けることが可能です。

■アクアクララの熊本地震エピソード

RO水ウォーターサーバー大手のアクアクララは、2016年に熊本地震が発生した際もお水のボトルを供給し続けました。

全国にお水の製造工場があるアクアクララは、熊本地震が起きた際も水の製造が可能だったので、救援物資としてもお水を提供しました。

また、被害が大きかった地域のユーザーには直接電話をし、常温のままボトルの水を飲む方法をお伝えする取り組みをしたそうです。

災害時用にお水を備蓄したいという方は、このようなウォーターサーバーの安心感を評価しています。

冷水と温水がすぐに出る便利さと節電

白湯

ウォーターサーバーを使う人が高く評価するポイントの中でも、ペットボトル水にないメリットが冷水と温水がどちらもすぐ使えることです。

料理にウォーターサーバーの水を使う方や温かい飲み物をよく飲む人、白湯ダイエットをする方にとっては、特にお湯が出せる点はとても便利です。

ウォーターサーバーの電気代は、電気ポッドと同じくらい(約1,000円)です。最近は省エネサーバーも増えているので、電気代が50%以上カットできるものもあります。

例えば、先程比較したウォーターサーバー「フレシャス」のdewo(デュオ)というサーバーは、電気代が月々約350円まで抑えることに成功しています。

お湯をよく使う人にとっては、ペットボトルの水を電気ポットやケトルで温めるより、ウォーターサーバーの方が楽、かつ節電になる可能性もあります。

常温水が出せるウォーターサーバーもある

高齢の方やお水ダイエットをしている方、もしくは冬場にもしっかりお水を飲みたい方は、常温のお水が飲みたいと感じるかと思います。

多くのウォーターサーバーは冷水と温水のみが出る仕様ですが、常温のお水も出せるウォーターサーバーが一部あります。

大手ウォーターサーバー会社の中では、フレシャスのデザインサーバー「Slat(スラット)」と、ペットボトル水でも人気なサントリー「南アルプス天然水」のウォーターサーバーが代表的です。

冷蔵庫か室内、どちらの省スペースを重視するか

コップを持って悩む女性

ペットボトル水は冷蔵庫に保存するかと思いますが、夏場などは冷蔵庫に入れる物が多くなりやすいので、特に2リットルペットボトルは場所を取ってしまいます。

冷蔵庫は中に物を詰めすぎると冷蔵効率が下がり、電気代がかさんでしまいます。冷蔵庫の7割以上が埋まる場合は要注意です。

一方、ウォーターサーバーはサーバーを設置するスペースとお水の保管場所が必要ですが、設置すればそこから冷水もお湯も使えるようになります。

最近はキララの奥行き18cmスリムサーバーなど、スリムなウォーターサーバーも増えています。直射日光が当たらない場所にお水の保管スペースを確保できる場合は、ウォーターサーバーが便利です。

キララのウォーターサーバーは、お水がボトルではなく真空ビニールパックに入っているので、お水を飲んだ後のごみがかさばらないこともメリットです。

ウォーターサーバーのお水の容器の種類

ウォーターサーバーのお水の容器には、大きく分けて3種類あります。使い捨てのワンウェイボトルとビニールパック、再利用するリターナブルボトル(ガロンボトル)です。

ワンウェイボトルはお水を飲み終わった後は資源ごみとして捨てられます。ゴミをなるべく減らしたい場合は、片手サイズまでたたんで捨てられるビニールパックが望ましいです。

リターナブルボトルはお水を使い終わった後は業者に回収してもらうので、ゴミが全く出ません。ただし、空ボトルを回収してもらうまでは自宅で保管しておく必要があります。

ボトルの保管場所がない場合はワンウェイボトルかビニールパック、ゴミを増やしたくない場合はリターナブルボトルを選ぶのがおすすめです。

冷蔵庫のスペースに余裕がある、もしくはサーバーを置くスペース確保が難しい方はペットボトル水でも問題ないかと思います。

お水注文の手間が省けるウォーターサーバー

パソコンで注文する女性

ウォーターサーバーの多くは、お水を一定のサイクルで定期配達してもらえます。ペットボトル水を都度ネット注文するのが面倒だと感じている方は、とても楽になると思います。

お水のお届け周期は1~4週間が最も多いです。お水が無くなりそうになった時も、追加注文をすれば最短で翌日に発送してくれます。

一人暮らしなどの理由でお水の消費量が少ない場合は、配送の1回休みを利用したり、6週間サイクルが選べるクリクラミオなどのサーバーを選ぶと安心です。

水は必要な時にのみ注文したいという場合はペットボトル水か、水を注文してから配送してもらえるアクアクララのウォーターサーバーがおすすめです。

まとめ:ウォーターサーバーとペットボトル、向いている人は

マルバツ札を持つ女性

以上の内容から、ウォーターサーバーとペットボトルがそれぞれ向いている方は下記のとおりです。

■ウォーターサーバーが向いている人

  • お湯をよく使う
  • 災害時に備えて水を備蓄したい
  • お水を買う手間を省きたい

■ペットボトルが向いている人

  • とにかく安くお水を買いたい
  • いろいろなメーカーの水を、欲しい時に注文したい
  • ウォーターサーバーを別途設置するのが難しい

ウォーターサーバーとペットボトルには、それぞれメリットとデメリットがあります。

それぞれの予算や生活スタイルに合ったお水を利用し、積極的に水分補給をすることで健康維持に役立てていただければと思います。